復縁ルート

ブロックされたら復縁は終わり?ブロックは「今は近づくな」の合図

元恋人にLINEやSNSをブロックされたとき、その意味をどう受け取り、今日から何をすればいいかが分かります。

ブロックされたと分かった瞬間、多くの人は「もう終わった」と思います。そして次に、「終わらせないために、何かしなければ」と考える。ここで動いた人から、道筋を壊していきます。

先に結論を言います。ブロックは、関係の終わりを告げる判決ではありません。「今は近づかないで」という、相手からのはっきりした合図です。今の状況は、はっきり言って厳しいです。それでも、合図の意味を正しく受け取れば、次の一歩は見えてきます。

昼の駅のホームで、ベンチに座る男性の横顔

ブロックが告げているのは「今」の話

ブロックは、相手がいつでも外せるものです。消したのではなく、閉じただけ。相手が閉じたのは、関係そのものより先に、「あなたからの通知が届く状態」なんですよ。

別れたあとに戻る関係は、珍しくありません。別れては戻る関係を研究しているテキサス大学のレネ・デイリー氏は、2019年の著書で、交際をいったん解消してから戻した経験を持つ人は少なくとも半数にのぼる、という推計を紹介しています。そのうえで、「付き合っている」「別れた」というある時点の状態は、その関係の終点とは限らない、と書いています。

ブロックも同じです。今の状態を示しているだけで、この先のことまでは決めていません。

押すほど、扉は固くなる

では、なぜ「今は」近づいてはいけないのか。理由は、人が圧力を感じたときの心の動きにあります。

心理学に「心理的リアクタンス」という考え方があります。自分で決める自由が脅かされたと感じると、人はその自由を取り戻そうとする気持ちが強くなる、というものです。2015年にこの分野の研究をまとめたシュタインドル氏らの論文によると、この状態の人は、禁じられたことをあえてする、圧力をかけてきた相手を低く見る、といった反応を示します。そして、強い言い方や、相手を思いどおりにしようとする言い方ほど、この反発を強く起こすとしています。

ブロックは、相手が「あなたと距離を置く自由」を使った結果です。そこへ「話がしたい」「せめて理由だけでも」と押せば、相手はその自由を脅かされたと感じます。取り戻す方法は一つ、さらに強く閉じることです。ブロックの次は、電話の着信拒否、SNSの非公開、周りの人への相談。押すほど、扉は固くなります。

押すほど、扉は固くなる
  1. ブロック相手が距離を置く自由を使った
  2. 押す「話がしたい」「せめて理由だけでも」
  3. 着信拒否・SNSの非公開さらに強く閉じる
  4. 周りの人への相談扉がいっそう固くなる

相手の側から見えていること

日曜の昼、明るい部屋で本を読む女性の後ろ姿

ブロックを押す前、相手はたいてい迷っています。押すのは、迷うことに疲れたときです。通知が来るたびに気持ちが乱れる。返事をしないことに罪悪感がある。それを止めるために押す、というのが、相談でよく見る流れです。

だから、ブロックした直後の相手は「やっと静かになった」と感じています。ここであなたが何もしなければ、相手の中で、あなたは「静かにしてくれた人」になります。逆に、ここで別の手段から連絡が届けば、「やっぱり押してよかった」になる。同じブロックでも、そのあとのあなたの動きで、意味が変わるんです。

ブロックのあと、あなたの動きで意味が変わる
何もしない

相手の中で「静かにしてくれた人」になる。あとからふと思い出されることもある。

別の手段から連絡する

相手の中で「やっぱり押してよかった」になる。

ママのひとこと 結城君、それはね、ブロックした側もけっこう覚えてるものなのよ。うちの店に来る女の子たちも、「ブロックしたあと何も言ってこなかった人のほうが、あとからふと思い出す」って言う子が多いわね。

ブロックが外れたかを確かめにいかない

やってはいけないことを一つ挙げます。ブロックが外れたかどうかを、確かめにいかないことです。確かめ方をネットで探して試す。相手のプロフィールを何度も開く。どれも相手には届かなくても、あなたの気持ちを相手の画面に縛りつけます。確かめる回数が増えるほど、いつか本当に連絡してしまう。

別のアカウントや共通の知人を通して連絡するのは、もっとはっきり「やらないこと」です。拒まれたのに連絡を続けることは、法律の線にかかります(法律の話)。なぜ別の手段がだめなのかは、別の記事で詳しく書いています。

この記事でやること

今日、相手とのトーク画面を非表示にしてください。消さなくていい。開かないための一手です。そのうえで、ブロックを確かめる行動を何もしない日を、まず一日つくる。それができた日は、相手の合図をきちんと受け取れた日です。あなたは前に進んでいます。

ブロックのあと、どれくらい待ち、何から手をつけるかは、あなたの状況で変わります。相談窓口で、あなたの次の一歩を一緒に決めます。

出典