元カノの新しい彼氏と比べられないために。復縁を待つあいだにやること
新しい相手と並べて見られると、なぜ不利になるのか。比べられる場所から離れて、待つあいだに整えることを書きます。
元彼女に新しい彼氏がいる。そうなると、多くの人が相手の彼氏を意識し始めます。どんな男なのか、自分より上なのか下なのか。そして、自分のほうがいいと見せたくなる。
結論から言います。比べられる場所に出ていかないでください。今のあなたは、どれだけ頑張っても、比べられたら不利な側にいます。厳しい話ですが、理由ははっきりしています。

付き合っている人は、ほかの候補を低く見る
Johnson と Rusbult(1989)は、恋人がいる人が、ほかの魅力的な相手をどう評価するかを3つの研究で調べました。関係への思い入れ(コミットメント)が強い人ほど、ほかの候補を低く評価していました。交際相手の紹介サービスを模した実験では、候補がとても魅力的で、今の関係をおびやかす度合いが高いときほど、低く見る傾向が強く出ています。7ヶ月にわたって追った調査でも、関係を続けた人では、ほかの候補への評価が時間とともに下がっていました。
今の関係を大事にしている人は、ほかの相手を「たいしたことない」と見ることで、その関係を守っているんですよ。ここにあなたが「俺のほうがいい」と出ていけば、あなたはまさにその「ほかの候補」になります。しかも、元彼という分かりやすい相手です。あなたが魅力的に見えるほど、彼女は今の関係を守るために、あなたを低く見る理由を探すことになります。
- 張り合って姿を見せる「俺のほうがいい」と出ていく
- 「ほかの候補」になる今の彼氏と並べて見られる
- 彼女は今の関係を守るあなたを低く見る理由を探す
比べられる側に回る、よくある行動
本人は張り合っているつもりがなくても、彼女からは「比べてほしい」と言っているように見える行動があります。
- 充実している様子を、彼女に見えるようにSNSへ出す
- 彼女が来そうな集まりに、わざわざ顔を出す
- 「元気?」と、用のない連絡を送る
- 新しい彼氏のことを、誰かに聞く
最後の一つは、比べる以前の問題です。相手の今の様子を探ることは、復縁ルートでは扱いません(法律の話)。
どれも、彼女の目の前に「元彼」として自分を置く行動です。置いた瞬間に、比べる場が始まります。
ママのひとこと 結城君、うちの店の女の子たちに聞くとね、別れた人が急に楽しそうな投稿を始めると、「見せてるな」ってすぐ分かるって言うのよ。それで見直したって話は、私は聞いたことないわね。
比べられない場所で、自分を立て直す

では、待つあいだに何をするか。答えは、彼女の目が届かない場所で、自分を立て直すことです。
Slotter、Gardner、Finkel(2010)は、恋人と別れた人の自己のとらえ方を3つの研究で調べました。付き合っているあいだ、人は相手と友人や活動を共有し、自分というものの一部が相手と重なっていきます。別れるとその部分が抜けて、自分が何者かがはっきりしなくなる。研究では、このはっきりしない状態が、別れのあとのつらさを強めていたと報告されています。
あなたが今、彼女の新しい彼氏が気になって仕方ないのは、この状態にいるからかもしれません。だから、立て直すのは「自分は何者か」の部分です。
- 彼女と付き合う前に続けていたことを、一つ再開する
- 仕事で、自分の名前で責任を持つ仕事を一つ増やす
- 彼女と関係のない友人との予定を、一つ入れる
大事なのは、これを誰にも見せないことです。見せた瞬間に、また比べる場に戻ってしまいます。
彼女の側からは、何も見えていないのがいい
待っているあいだ、彼女の側からあなたは見えません。それでいいんです。見えない人は、比べようがありません。比べられない人は、低く見られることもない。あなたの印象は、別れたときのところで止まっています。
そして、時間がたって次に話す機会が来たとき、彼女の前にいるのは、比べる場に一度も出てこなかった、生活の整った人です。今の相手と並べられず、あなた自身として見てもらえるのは、この形だけです。
この記事でやること
紙に二つの列を書いてください。左に「彼女に見せたくて、やろうとしていたこと」、右に「誰にも見せずに続けること」。左は今日やめて、右から一つを今週の予定に入れる。それが、待つ時間を前に進む時間に変える一歩です。
何を立て直すかは、人によって違います。あなたの状況での次の一歩は、相談窓口で一緒に決めます。
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出典
- Johnson, D. J., & Rusbult, C. E.(1989)「Resisting temptation: Devaluation of alternative partners as a means of maintaining commitment in close relationships」Journal of Personality and Social Psychology, 57(6), 967–980 https://doi.org/10.1037/0022-3514.57.6.967
- Slotter, E. B., Gardner, W. L., & Finkel, E. J.(2010)「Who am I without you? The influence of romantic breakup on the self-concept」Personality and Social Psychology Bulletin, 36(2), 147–160 https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/20008964/