復縁ルート

振られた側から復縁したい。決めたのが相手だからこそ変わる最初の一手

振られた側は、振った側より苦しくなりやすいことが分かっています。その苦しさのまま動かないための順番です。

別れを切り出したのは相手で、あなたはまだ好きなまま。振られた側の復縁は、ここから始まります。

振られた側には、振った側と違う難しさがあります。苦しさが大きいぶん、早く動きたくなる。でも、決めたのは相手なので、こちらが急いでも状況は動きません。この記事では、その苦しさと、相手の決めごとの扱い方を整理します。

振られた側が苦しいのは、気持ちが弱いからではない

社会心理学者のスプレッチャーらは1998年、別れを経験した若い成人257人を調べ、別れた時点のつらさがどんな条件と結びついているかを分析しました。つらさと強く結びついていたのは、付き合っていたときの気持ちの深さや満足度、相手のほうが別の相手に目を向けていたこと、そして「振られた側」であることでした。

つまり、振られた側が強く苦しむのは、ごく自然な反応です。あなたが特別に弱いわけではありません。

ただ、この苦しさは行動を急がせます。早く楽になりたくて、相手の気持ちを確かめたくなる。ここで動いた一手が、たいてい道筋を細くします。

決めたのは相手。だから、こちらが急いでも動かない

振った側は、別れを口にする前に、ある程度の時間をかけて考えています。あなたにとっては突然でも、相手の中では答えが出たあとなんですよ。

そこへ「考え直してほしい」「もう一度だけ話を」と持ちかけると、相手は自分の決めごとを守る側に回ります。説得されるほど、「やっぱり別れて正解だった」と考える材料が増えていく。振られた側が熱心に動くほど、相手の答えは固まります。

振られた直後の、二つの立ち位置
説得する人
  • 相手の決めごとを変えさせようとする
  • 相手は決めごとを守る側に回る
  • 話すほど答えが固まる
選び直してもらう人
  • 相手の決めごとをいったん受け取る
  • 相手は守る必要がなくなる
  • 時間をかけて見え方が変わる余地が残る

相手から見た「振った後」

振った側にも、罪悪感や迷いはあります。ただ、それが表に出るのは、あなたが追いかけてこないと分かってからです。追われているあいだは、身を守るほうに気持ちが向きます。

ママのひとこと 結城君、うちの店に来る女の子たちも、振ったあとに「言いすぎたかな」って考える子は多いのよ。でもね、毎日連絡が来てたら、そんなこと考えてる余裕はないの。静かになって初めて、相手のいいところを思い出すのよね。

振られた側が持っている一番の手は、相手が静かに思い出せる時間をつくることです。何もしないことが、ここでは一番の働きかけになります。動かないことの意味は復縁したいなら、まず何もしないでも書きました。

「選び直してもらう人」になるための最初の一手

振られた側の復縁は、相手の決めごとを覆すことではありません。時間をおいて、相手にもう一度選び直してもらうことです。そのための最初の一手は、別れを受け取ったことを、相手に分かる形で示すことです。

まだ何も伝えていないなら、短く一度だけで十分です。「分かった。今まで本当にありがとう」。理由を問い詰めない、引き止めない、次の約束をしない。この一通で、相手はあなたを「守らなければいけない相手」と見なくて済むようになります。すでに何度も連絡してしまったなら、新しい一通は送らず、今日から連絡を止めることがそれに代わります。

そのうえで、相手が別れを決めた理由を、相手の言葉のまま書き出してください(書き方は別れの理由を相手の言葉のまま書き出す)。選び直してもらうために変える場所は、そこにしかありません。

この記事でやること

今日は、相手に送ろうとしている下書きがあれば、それを消してください。そして、「相手が別れを決めた理由」を、相手が言ったとおりの言葉で一行だけ書きます。あなたの解釈ではなく、相手の言葉で書けたら、それが変える場所の目印です。

あなたの場合、受け取ったことをどう示すか、いつまで動かずにいるか。その次の一歩は、相談窓口で一緒に決めます。

出典